海外投資、始めました!
久しぶりになってしまいました。
その間ただ遊んでいたわけではございません。
(勿論遊んだけど)
なんとなんと、海外へ行き、海外投資してきましたよ!(*^^*)
英語力がないので、周囲に色々とサポートをして頂きました。
ついでに、帰国してから暗号通貨もちょこっと買いましたw
※一応言いますが、投資勧誘はしておりません。
あまり詳しくは書けないので、今日はこの辺で!
仮想通貨は稼げる?
最近何かと話題の仮想通貨。
なんか怪しい。事件もあったし怖い。
いやいや、よくわからないけど儲かるって聞いた!
などなど…様々な反応を聞きます。
ある知人はビジネス上人から聞かれるので、(本当は嫌だけど)教えるためにとりあえず買ってみた、と言ってました。笑
まぁ、その場合は結果はどうあれ、ビジネスのための投資だと思います。
まず、私なりの結論を書きますね。
現時点では「投資」の対象にはならない!
…しかし、どんなものかくらいは知っておくべきもの。リスクも可能性もまだまだ未知数。
です。
*仮想通貨の仕組みについては解説サイトやYouTube動画も多数ありますので、割愛しますね。検索するとたくさん出てきますよ!
まず投資対象ではないと言うことについて。
第一に、未だ法律も整備されておりせん。
確かに認知され始め、法改正も行われました。2017年7月から消費税の課税対象から外れるなど、徐々に整ってきています。
しかし、金融庁が認可した金融商品ではなく、保護の対象になるものではありません(2017年9月現在)。
そして、いずれも「投機」対象であり値動きが非常に荒いです。
(だから面白い、という方が多いのかとは思いますが)
そもそも、価値の尺度が存在しません。つまり、適正価格を知るすべがない。
価値があるのかないのかすらわからないまま、需給でどんどん高騰しているのが実情です。
結果として、儲かるというイメージばかりが先行し、詐欺(もしくは詐欺まがいのもの・不完全なもの)が横行している現実もあります。
ある意味では株も適正価格(将来価値)はわからないものですが、会社の価値という裏付けがきちんと存在しますので、ある程度は推測されますよね。
かといって、価値の担保(金や通貨)を用意しているコインなどは仮想通貨にする必要性があるのでしょうか?
金などの実物資産を証券化したような商品は、すでに金融商品として存在しています。
また、ビットコインに関して個人的に気になっている点は、最近の取引は日本円が多い(=日本人が多い)ということ。
そして、マイナーと呼ばれる管理者の多くは中国にいること。
中国の法律が変わったら一時的には運営できなくなるかもしれません。(その場合は場所を変えれば解決するかとは思いますが。)
日本円が多い(日本人が多い)という話ですが、これは経験則で、日本人てバブルの高値をつかまされるイメージが強いので・・・偏見かもしれませんが。苦笑
さて、表題の「稼げるか?」について。
無責任なことを言うようですが、大化けする可能性はあります。全く読めません。
同時に、ゼロになる可能性も高いです。
つまり、取引するのは「最悪ゼロになる」と理解してからにしましょう!
少なくとも「投資」として推奨はできません。好奇心の範疇で勉強のために少額なら買ってみたいとは思いますが。
投資とは、将来価値にお金を支払うものだと思います。
みなさんは、数ヶ月先にどうなるかも不透明なものにお金を預けられますか?
さて、将来性の話ですが、これは金額的に大化けするという意味合いではございません。
普通ならそこを詳しく書くのでしょうけれど、それよりもリスクについてを話したかったので冒頭に書いたように、ブロックチェーン技術についての説明は割愛します。
発展していけば、金融がより安全に、迅速に、低コストに・・・なる日がくるといいな、と願います。
債券の話~投稿時タイトル忘れてました
今日は債券について。
やっぱり、一番イメージしやすいものは国債でしょうか?
国債は国が発行し、例えば10年物ならば10年後、というように決まった日に償還されます。
これは一種の「借金」ですので、満期には額面を全額返さなくてはなりません。
また、多くの債券には利子があり(利付債)、発行時に決められた条件で支払われます。
実は、利子のない債券もあります。
何のメリットがあるんだ?という話になりますね。笑
「割引(ゼロ・クーポン)債」と言いまして、発行時に額面より安く買えます。
例えば額面10000円の債券を9000円で買ったら、満期時に額面の10000円で帰ってきます。この差額の1000円が利益です。
国以外にも、自治体や企業も発行していますね。
基本的には自国の国債が最も低リスクな商品です。
基本的に発行時に額面・利率・期間などの条件が提示されますので、比較的わかりやすいですね。
ではリスクは?
まずは、発行体の信用リスク。
発行体が倒産してしまったらどうにもなりません。
債務不履行:デフォルト、などと言います。
デフォルトって、ニュースなどでよく聞く言葉ですね。
そして、価格変動。
え?って思われるかもしれませんが、国債も売買されてますので、価格は変動します。
*額面や利率の条件は発行時と変わりません
例えば、5年前に発行された、10年物5%の利付債があります。発行体が同じで、新規発行する債券の利率が1%だとしたら・・・
5%の既発債は額面より高い価格で売れる可能性があります!
より高い利率が得られるのであれば、額面より少々高くてもそれだけの価値があるんですね。
発行体は同じなので、リスクレベルは同じ、若しくは残りの期間が短いことを考慮すれば低くなりますね。(10年後よりも5年後の方が予測しやすい)
逆に、利率が上がって新規発行の利率が10%になったら・・・それに見合う水準まで売られて、安くなります。
金利が上がる→債券の価格は下がる。
金利が下がる→債券の価格は上がる。
また、デフォルトのリスクが高まるなど、発行体の信用力が落ちれば価格は下がり、金利は上昇します。
金利の変動や発行体の信用力などの要因で、債券も時価は変動します!
ただし、利払いと償還が行われるなら、償還を待てば最初に提示された条件の利子と額面は受け取ることができます(償還を待つのが良いかどうかは別問題ですが)。
さて。ここまで基本的な話をして参りましたが、債券とは似て非なる「仕組債」なるものが存在しています。
これまでに説明してきた債券とは全く別物です!!
個人向けに募集されているものは仕組みが複雑で難しく、ハイリスク。
また改めてお話いたしますね。
金融庁検査と証券検査の話。
本来なら債券や金利についての説明をする予定だったのですが、書き始めてみて、あまり面白くないので予定変更。
いえ、また日を改めてきちんと書きますよ!
そんなわけでちょっとした体験談を。
ちょっと前の話になりますが、ドラマ「半沢直樹」で『金融庁検査』ってありましたよね。あれは結構リアルだったな~と思ったのです。
私がいたのは証券会社なので金融庁検査ではないのですが、証券会社だと証券取引等監視委員会(SEC)の検査があります。
*もちろん、金融庁の管轄です。
実は、私が新人の時に遭遇したのです!
(長くやっていればどこかで会うとは思いますが)
小さい支店の営業だったのですが、店頭窓口の担当さんが休みの日は、新人が交代で店番をしていたんですね。
ちょうど私が窓口当番の日。ビシッと決まった黒スーツの男性数名が入ってきて、窓口の前に並び「SECの者ですが、支店長をお願いします」と。
・・・悪いことはしていないのに、異様な緊張感。
若干慌てながら総務課に声をかけつつ、支店長を呼びに行きました。
「支店長、SECの方が見えました。」
・・・支店の社員一同、一瞬固まる。笑
「よし、個人情報の取り扱いとか念のためチェックしとけ!」と、支店長の一声でみんな動きだすが、独特の緊張感。
そんなこんなで。
具体的なことは守秘義務上問題があるかと思いますので書けませんが、
特段問題はなく終わりました(*^^)v
うまく伝えられませんが、あの独特の雰囲気や空気ですね。ドラマのあの雰囲気と近いです。検査官の雰囲気は意外なくらい、イメージ通りでした。
**オネエの検査官はいませんでした。
トレーダーは必見?VIXって何??
個人の資産形成のための長期投資にはあまり関りのない話ですが、ちょっと面白いのでご紹介。トレーダー志向の方には面白いかも。
日経新聞で久しぶりにVIXという言葉が出ました。
記事概要:VIXが久しぶりに高水準になり、VIXを対象としたオプションの売買高が過去最高になった。
VIXって(個人的に)面白くて、一時期よく見ていたんです。
VIX(ヴィックス)=「ボラティリティ・インデックス」。
金融市場で言うボラティリティとは、変動幅の大きさ、度合いを示します。
「ボラ」なんて言い方をしますね。
例えば、株価が暴落するときや、乱高下するときには高くなる。
2008年のリーマンショック時に史上最高89.53を付けています。
逆に最近のように安定的に上昇が続くと低くなり、このところは1桁~10前後。
それが、株価急落の影響で久しぶりに17.28という高水準になりました。
相場が不安定になり、不確実性が増すほどに高くなるため、通称「恐怖指数」。
ちなみに、海外企業や指数のチャートはBig Chartsが見やすいです。
投資家心理を表す「恐怖指数」なんて、ちょっと面白くないですか?
まぁ、直接的にはあまり役に立たないかとは思いますが、小ネタというか豆知識です。
あとは、投機的取引が好きな人は、ボラが大きい云々~など言うイメージ。
トレーダーの方はボラが大きい方が楽しいですよね(*^^)v
そうだ、冒頭でちょっとだけ登場したデリバティブ(金融派生商品)ってわかりますか?
オプション、スワップなどがあり、代表的なオプションは、未来日に一定の金額で買う権利(または売る権利)、などです。
例えば、一か月後の「9/12に1ドル=110円で買える権利」を買う。
1ドル=120円になっていた場合にはこの権利を行使すると利益を得られますね。
1ドル=100円になっていた場合は権利を放棄すれば、損失はオプション取引の費用のみ。
主にリスクヘッジとしてプロが利用することが想定されます。
鋭い方はもうおわかりだと思いますが、「不確実性」と大いに関係がありますよね。
リスクに対して為替予約をしたり、相場が荒れるのを見越してVIX先物オプションを買ったり。
コール(プット)の買い、コール(プット)の売り、という言い方をします。それぞれを戦略的に組み合わせる手法もあります。
こちらは完全にプロの市場で、個人は直接的には関われません。
取引単位も大きく、商品の仕組みも難しくなります。
私は個人の資産形成は長期投資と思っていますので、これらは特段理解する必要もないのですが、金融の奥深さを思わせて面白いです。
投資信託の話*その4
ざっくりですが、代表的な投資信託の話はしたかなーと思います。
まだまだありますが、詳しく書き始めるときりがないし、面白い話でもないので・・・
細かいことは金融機関に任せますw
ここまでお話したものはすべて金融機関で誰でも簡単に売買できる公募の投資信託ですね。さらに、ほとんどがいつでも換金できる追加型(オープンエンド)かと思います。
クローズドエンドという途中解約できないタイプもあります。簡単に換金できない不動産などを投資対象としているものなどにありますが現状少ないですね。
そういった商品でも他人へ譲渡することは可能な場合があります。
まずはどんな商品でも、リスク・リターン、コストなど、内容をよく確認して、自分で考え判断しましょう。
世の中には金融機関で買えない投資商品も色々あるかと思うのですが、そのひとつに私募の投資信託があります。
公募の商品に比べると、規制がかなり緩く、その時点でハイリスクと言えるでしょう。その分コストが下がり、運用の自由度も高いため期待リターンも大きくなります。
一般人は買えないプロ(機関投資家)向けの商品などがあります。
ただ、実は投資詐欺でよく利用される手法なんです。
詐欺でなくても、倒産してしまい資金回収ができないことも・・・
つまり、注意すべきは「信用リスク」ですね。
条件は格段に良くなると思いますが、知識・判断力に自信がない、という方にはオススメできません。
アドバイスしようにも、個別に調べてみないことには難しいですし、調べても100%ではありません(99%詐欺と言えるものが大半かとは思いますが)。
また、正直なところ、富裕層でもない一般人に良い商品が巡り合える可能性は低いのが現状です。
判断できない場合は専門家の力を借りることも大事ですよ!
今日は短く
わかってるわ!!と言われそうだけど敢えて書く、大原則。
キャピタルゲイン:安く買って高く売ること。
インカムゲイン :元本を確保しながら、利回りがちゃんと出ること。
投資するときには、そこで利益を得られる「根拠」を考える事は大事ですね。
この株良さそう!・・・どこが?なんで??ってことですね。
先日書いた毎月分配型投信だったら、毎月分配するならその原資はどこからでているのか?を考える必要があります。
利回り商品なら、その利回りはどこから??実は元本を削っているかもしれないし、きちんと収入源があるかもしれない。
涼しいところでお茶しながら世間話みたいにゆるくお金の話できたらいいな~とかちょっと思うのは、暑いせいかもしれません。笑