のんびりFPのお茶会ブログ。

ファイナンシャルプランナーがのんびりまったりお金のお話をするブログ。

仮想通貨取引所、呑み行為疑惑!?

某取引所が販売するコインを購入してない!

持っていないものを販売するなんて呑み行為では!?

…などと、一部で騒がれてるようなんですが。



金融では普通のことですよ??笑



ざっくり説明しましょう。

証券会社でも仮想通貨の取引所でも、日々沢山の取引がありますよね。


1日の間に、売り買いともに1000株の取引が成立したとします。


さて、あなたならこの取引を成立させるために、1000株を準備しますか?

購入するまでもなく、売買代金の差額や手数料をもらって相殺しませんか??



難しくなるので非常に単純な説明にしてしまいましたが、実際似たような仕組みはあります。

市場を通さない「店頭取引」ですね。

FXや、上場していない商品では普通に行われています。

もちろん、金融機関では法律に基づいた取引をしており、金融機関としての信用力もありますが。



つまり、必ずしも全額を購入する必要はなく、顧客が希望する送金や引出しにきちんと応じることができれば良いわけですよね。

まぁ、勿論それができなければ大問題となりますよ!^_^;


逆に顧客と売買する商品の全てを持ってるとこってあるんでしょうかね。。

少しズレますが、銀行だってメガバンクが100兆円のキャッシュを持っているわけではないですし。



ちなみに、証券会社で上場株式を市場を通して買う場合には、実際に市場で取引が成立し、その資産については分別保管されて保全されます。

仮想通貨取引所がそれと同じような仕組みを取っているかどうかは…

勉強不足ですみませんが、わかりませんm(_ _)m

言い訳しておくと、金融機関と違って財務状況など詳細は公表されていませんし、法規制もまだまだ曖昧です。


まとめてしまうと、取引の方法と顧客の資産が適切に管理・保全されているかはまた別問題ということですね!

返金対応に当たっては、財務的な健全性も気になるところですが。


ところで、このところ話題が多いために仮想通貨の話が多くなっていますが、ここは仮想通貨がテーマのブログではないです^_^;

勿論新しい技術として、期待はしています!

仮想通貨は何やら大騒ぎ。

インチェックの事件、衝撃でしたね。

細々と囁かれていた「取引所リスク」というものが露呈されました。

金額も大きいことに加え、大手の取引所だったためにショッキングでした。。


良い勉強の機会になったとは思います。

事例が少ない、というか前例がほぼ無いだけに、金融庁の対応も注目が集まっていますね。

法律や金融の専門家でも、理解できている人がいるのかどうか…


ちなみに私は分別保管ということで、別途でウォレットに入れています。

トレードをする場合はウォレットに入れてしまうとその都度出し入れが必要なので、そうもいかないでしょうけれど、

放置しておくぶんには少し安心かな、と。


技術的なことは、多少勉強したものの、正直よくわからなかったです。笑

ただ、個人のIDとパスワードが流出したら、それでアウトですよね。。

コードを紙に印刷したり、USBに入れたりという物理的な保管もできるようですが、紛失したらダメだし。自己管理は難しい!

もう最悪ゼロになることも想定して少額にしています。

理解できているかも含めて自信ないので^_^;


ちなみに、私の立場は変わらず、当面放置です!笑

もしも増えてくれたら、利確して安定資産に振り分けるつもり♪



さて、そんな夢の話は置いておくとして。笑


仮想通貨のトレードしている皆様、実績はいかがですか??

私は苦手分野なので、内心はすごいなーと思ったりします。ちょっと羨ましいw

極端な話をすると、やはり証券会社に勤めていると、ディーラーは憧れなのですよ。


しかし、この仮想通貨の相場を見ていると…

素人感覚では、眠れなくなりそうな値動きだなと思うのです^_^;

正直なところ、トレードしていなくても、少額持って放置していてもかなりハラハラしますw

やっと、そうゆうものだと慣れてきましたε-(´∀`; )



株やFXにも言えることなのですが。


細かく売買すると、利益確定のたびに課税されます。

そして、一般的に、その都度手数料がかかります。


相場を細かくチェックするとなると、自分の時間を割くことにもなるでしょう。


私は、物理的にも精神的にも、自由な時間が一番大切です。

要らない労力、無駄な労力は極力使わない。やりたいことを全力でやるためにも。


そのための投資です(*´ー`*)



と、言うわけで。

トレードはやらない、というスタンスを継続します♪

それってリスク分散できてる?

※あくまで単純化したひとつの考え方です。


今回はちょっと視点を変えてみます。


国内株は比較的身近な投資先かと思います。

しかし、例えば勤務先の株を持つことは、リスク分散の観点からは、あまり良いとは言えません。


一般論として、経済が悪くなったとき、先行指標として株価は早い段階で下落します。

資産が目減りする中、会社の業績も悪化。

収入が減ったり、リストラが始まったら…


ダブルで大打撃です(・Д・)



だからと言って、悪い、利点がないとは思いませんよ!

上場企業の社員向け持株会などは補助が出たり有利な条件が付いていることがあります。


ただ、投資先としてリスク分散になりにくいので、あらかじめ資産配分をきちんと考えなければいけませんね(*^^*)

仮想通貨ブームの中でも動じない戦略

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い致します!


すでにお気づきかと思いますが、、12月、何も書かずに年を越してしまいました。。


とりあえず反省中。笑

気を取り直して2018年頑張ります!←



2017年はやりたいことにかなり近づくことができました。

意外に目標もある程度達成(*^^*)v

リスクを取って新しいことに飛び込んでみた年でした♪

思い通りにはいってないけれど、充実しています。


反省点は健康管理かな。

あと、服や化粧品を買い控えたら、お菓子を買い過ぎるという傾向にw

しかもそんなに食べないからたまっていき、同僚や家族にあげるとゆう。笑


まぁ頑張ろっ(≧∇≦)♪



…こんな個人的反省や決意表明だけ読んでも面白くないですよね。笑

少し投資の話をしましょう。


2017年はハイリスク資産が好調でしたね。

株も高値で終わりましたし、保有する大多数の人は利益が出ているでしょう。

仮想通貨は一大ブームとなり、後半戦は日本人トレーダーだらけになるという状況に^_^;

日本人てギャンブル好きよね…


さて、いつもながら、ここで考えていただきたいこと。

トレードが好きなら別に止めはしませんが、

2017年前半にビットコインリップルを買って、そのまま放置していたら、それだけで何倍にもなっていました。

トレードをするのは多少なりとも自分の労力が必要です。

買って放置の場合なら、買うときの少しの手間だけ。


どうでしょう?


私は普通の生活をして、放置しておく派です。

実際何もせずに放置していてもそれなりに増えました!労力ゼロです。


リップルで説明するなら、年初に時価数円程度だったものが、年末に200円、年明けて300円になっているわけなので、2017年にいつ買ってもある程度増えて当然なんですけどねw

多少自動化するにしても、あんな乱高下するチャートをチェックしてたら大変。

あと根っからのギャンブラーは別として、精神衛生上よくないw

私はそんなものにメンタルや生活を振り回されたくないので。


さてと、価格の急上昇でリスク資産がかなり増えました。

…どうします?

もっとつぎ込んでギャンブルしたくなりますか?笑


私のやり方は、最初にリスクの度合いや国内・海外などの資産配分を考えておきます。

そして、それぞれの資産によって投資期間もあらかじめ決めておくので、その後は基本的に放置です。

今回のような極端な価格変動などで、ポートフォリオのバランスが大幅に崩れたら、たまに調整します。

たとえば、暗号通貨が自分のポートフォリオの1%だったのに暴騰して20%になったとします。

その場合はハイリスク資産の割合が高すぎるので、半分くらい売却して他の資産に振り分ける、といった調整を行います。

ある程度は持っておきたいですが、超ハイリスク資産をむやみに増やすことはしたくないので。


そうしておくと、暴落したところで慌てずにすみますし、最悪ゼロになってもある程度リカバリーできる範囲に調整できます。


ちなみに私はそこまで増えてはいないので、とりあえずこのまま放置します♪笑

リップルもっと買っとけば良かったとはおもうw)

2018年も楽しみましょう!

口堅いねー!って言われました。笑

完全に脱線シリーズ。今の職場での話です。


最近、今の職場で仲の良い同僚に、

「口堅いね!」

と、言われました。笑


そりゃ、言わないでねって言われたこと話さないですよ!!勿論!

まぁ恋愛とかプライベートの話で大した内容ではないのですが。


…とは言え、下手に話したら相手は普通に喋るってことだよなぁとw

そんなものですかねぇ、女性同士の他愛のない噂話というものは。

それに尾ひれがついていくのか。。


私はあまりそういう話をしないので、ピンと来ませんでした。

重要なことを守れているなら、内輪の噂話くらい大した問題ではないと思いますが。



そうそう、職場で私はいつの間にか、「小学生の女の子がいるシングルマザー」という設定になっていましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ


年齢とか中途半端な時短シフトから無理もないのですが、その妙に具体的な設定はなんだ!?!?

しかも全部合ってないし!


…面白いですね。笑


残念ながら結婚経験もなければ子供もおりません。

でも恋人はいるので間に合っております(*^^*)失礼w


初めて経験する女性だらけの職場の噂話でした。笑

それでも金融が好きな理由。

少し脱線しますが、今日は私が金融に興味を持ったきっかけと、金融を嫌う母の話を。


の母は、金融というとアレルギー反応を示すタイプ。
もともと数字に弱いわけでなく、頭も良いと思うのですが、…なんとなく毛嫌いしているというありがちなタイプかと思います。苦笑
ついでに娘が過労で倒れたしねw

そんな母に最近、ベストセラーの新書「捨てられる銀行」を勧めてみました。
最近の金融関連ニュースに少し興味を示していたので、森金融庁についての話がわかりやすいよ、と。
興味なさげにパラパラみていましたが、いつの間にか読み始めていて、結構面白い、と(*^^*)
しめしめw


母が本を読み進めていくうちに、聞かれました。
私が金融に興味を持ったのって、こういうこと?って。


なんとなく理解してくれたみたいで、嬉しかった。


私は大学で経済学理論を専攻していました。
全体の利得を最大・最適化して再分配するという、現実味はないかもしれないけれど、その理論を本当に面白く思った。
そして、それを現実にしていくためには、金融という仕組みがある。
勿論そううまくはいかないのが現実ですがw
理解が浅いなりに、金融の可能性を感じたのです。


まぁ金融機関に就職した結果は以前お話した通りです( ;∀;)
今となっては未熟な若者の浅はかな考え・理想論ですが、失敗にしたって良い経験ができたことは事実。
後悔はありません!…いや多少はあったかなw

ちょっと恥ずかしいですが、嬉しかったので。
金融への想いを少しだけ、書かせていただきました。

金融レポート!

平成28年度金融レポートが出ましたね。

http://www.fsa.go.jp/news/29/20171025.html 

まだ全部は読めていないのですが、要点をまとめた「主なポイント」は読みやすい(*^^*)

ベストセラーになった「捨てられる銀行」「悲産運用」の内容を思い出します。

 

さて、「主なポイント」から一部抜粋して解説を。今回は投資関連のみ抜粋します。

 

 

*4ページより

「グループ連携ビジネス(銀行、信託、証券等)の拡大により、利益相反管理や優越的地位の濫用防止の重要性が増加。持株会社の適切な関与の下、顧客本位の業務運営が浸透することが重要」

 

解説:

不良債権処理が進んだ結果、銀行・証券・保険会社を擁する巨大金融グループが誕生しました。メガバンクはどこも、傘下の証券会社などを持ってますよね。その結果、グループ企業の金融商品を販売することで、より大きな利益が上がる構造が出来上がります。グループ企業の筆頭である銀行で販売することで利益があがる→運用する側も販売しやすい商品を作る、といった流れができる。つまり、売りやすい商品をグループ企業に作らせ、顧客のニーズよりも自社の手数料収入を優先するようになる。

 

*9ページより

■ 我が国の投資信託の販売実態等を見ると、引き続き以下の傾向が見られる
①米国と比べ、リスクに見合うリターンをあげていない投資信託が多い
②パフォーマンスの良いアクティブ運用投資信託が少ない
③テーマ型投資信託が多い(売買のタイミングを適切に見極めることは困難)

④回転売買が多い
⑤高い販売手数料や信託報酬の投資信託が多い

⑥販売会社と系列の運用会社の間の結びつきが強い
■ 顧客本位の業務運営に真剣に取り組む金融機関が見られるほか、つみたてNISAの対象商品として、手数料が低く長期の資産形成を指向する投資信託が増えるなど、新たな動きも見られる

 

解説:

①米国と比べ、リスクに見合うリターンをあげていない投資信託が多い
②パフォーマンスの良いアクティブ運用投資信託が少ない

これはもうそのままですね(´・ω・`)

 

③テーマ型投資信託が多い(売買のタイミングを適切に見極めることは困難)

以前ちらっと書きました。テーマを決めることの問題点がありますよね。テーマには賞味期限があるし、リスク分散にもならない。

 

④回転売買が多い

これね。。現場で当たり前に行われていた大問題。

例えば、お客様が時価300万円相当の投信Aを数か月前に買って持っています。証券会社(または銀行)の担当者には、新たに募集が始まる投信Bのノルマがある。でも、いきなり何百万というお金を入れてくれるお客様なんてそうそういません。そこで。運用成績がイマイチぱっとしない投信Aを解約させ、投信Bを買うように誘導します。プロである担当者が言うなら、と、金融の知識のない一般のお客様はその通りにしてしまうけれど・・・そう、その度に販売手数料がかかるのです。投信の販売手数料が3%として、年に2回の売買でもその都度かかっていたら、大変な数字ですよね?

 

⑤高い販売手数料や信託報酬の投資信託が多い

回転売買でも買い付けの都度、販売手数料がかかります。そして、金融機関も当然手数料の高いものを売りたいです。信託報酬は販売店にも毎月入ってきます・・・

 

⑥販売会社と系列の運用会社の間の結びつきが強い

販売会社と系列の運用会社の結びつきが強い結果・・・販売しやすい商品が主流となります。その代表格が毎月分配型投信と、テーマ型投信ですね。

 

■ 顧客本位の業務運営に真剣に取り組む金融機関が見られるほか、つみたてNISAの対象商品として、手数料が低く長期の資産形成を指向する投資信託が増えるなど、新たな動きも見られる

 

最後のこれは良い部分ですね(*^^*)

見回すと、金融機関も少し変わりつつあることは実感。

ぼちぼち良い動きも出てきているようではあります。

 

日本の金融機関はよく「護送船団方式」などと呼ばれていましたが。。

不良債権処理も終わり、フィンテックの台頭~大きく流れが変わる今、変われなかったらダメだと思うのです。

私もおいて行かれないように勉強しないとね!!

 

さ、詳しく全文読んで、ちゃんと解説できるようにしておかなきゃ(むしろ遅いw