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投資信託ってどうなの?*その1

投資信託(ファンド)については、すっかり広まったので、大体どんなものかは皆さんご存知かと思います。

投資家から資金を集め、プロが運用するものですね。

実に様々な種類があり、ひとつひとつはとても説明しきれません。

商品によってリスク度も様々。

 

 

最近ではあまり意味がないかもしれませんが、税法上の分類は2つ。

 

・公社債投資信託(債券のみに投資するもの、分配金は利子所得扱い)

株式投資信託(債券・株式含め様々な商品へ投資できる)

 

これは分配金が「税法上」債券扱いになるか、株式扱いになるかの違いです。

一時期は軽減税率があったので、公社債投信だと税率が20%、株式投信だと10%だったんです。

 

 

社債投資信託MRFMMFといったものがあります(ローリスク)。

MMFと似たもので中期国債ファンドがありますが、最近は聞かなくなりました。

証券会社において、MRF普通預金に代わるもの、MMFは定期預金のようなものとよく言われますが、いずれも変動利回りで元本保証はありません。

一円単位で購入でき、分配金は自動的に同じ商品に再投資されます。

預金に金利がついていくイメージです。

 

一般的に、証券会社に入金すると、自動的にMRFへ振替られます。

買い付けを行った場合はその中から決済されます。また、いつでも解約できます。

元本保証はありませんが、今のところ過去に元本割れしたという情報はなく、マイナス金利時にもMRFについては保全するよう求められた経緯があります。

 

MMFは1か月以内に解約した場合は手数料がかかります。その後はペナルティなしで解約できます。

ごくまれですが、過去に元本割れを起こしたことがあります。

また、2016年のマイナス金利導入によって運用が実質不可能となり、繰り上げ償還(その時点で運用を終了して返金)された経緯があります。

 

MMFには外貨建てのものもあります(ミドルリスク)。

取扱通貨は証券会社によって異なりますし、スプレッド(為替手数料)も証券会社ごとに、また通貨によっても異なります。

利回り・元本とも保証はありませんが、通貨ベースでの元本割れはほとんどありません。

もちろん為替リスクはありますし、変動利回りです。

殆どの証券会社で銀行よりも安い手数料で気軽に外貨が買える点は良いです。

ただし、外貨を買ったら日本円に戻すことも必要なので、手数料は往復で考える必要がありますね。

 

 

例によって長くなりましたので、今日はここまでにします。

**次回の株式投信のほうが絶対面白いですよ!

 

*当ブログは情報提供を目的としており、投資勧誘は行いません。