不動産投資のお話。
最近は不動産投資セミナーなどが活況ですね。
そんな中で某地銀の一部業務停止命令や、サブリースなとも徐々に問題視されつつあります。
実は、私がFPとして勉強する中で、一番苦戦したものが不動産なんです。
まぁ、苦手分野と言ってしまえば、この記事の説得力がなくなるわけですが。笑
敢えて表明した理由があります。
「不動産投資は実はムズカシイ」
…ということ。
まずは先に難しい点を話してしまいますね。
関連法が複雑。
流動性が低い。
現在価値や相場がわかりにくい。
メンテナンスの必要性。
まぁ…法律関係や手続きはプロが代行してくれます。しかし、何も知らずに業者に一任すると、不利なこともあるかもしれませんのでご注意。
流動性は個人投資家にとって重大な問題です。必要な時に換金できないと思わぬ損失につながります。
そして、不動産の価値は比較的安定しているイメージがあると思いますが、実際のところはわかりにくい。
それも、長期になることが多いでしょうから…例えば30年後まで想定する必要があるケースも。
と、とりあえず難しい!という話をしました。
しかし、不動産には他には無いメリットもあります。
ローンを組める(=レバレッジをかけられる)
節税できる。
基本的に投資物件ではインカム狙いが多いと思いますが、うまくいけば売却益も。
ローンを組むことで手元資金以上の長期投資ができる。長期投資で大きなレバレッジがかけられるものはあまりないですね。
サラリーマンや公務員など安定収入がある人なら一般論としてローンは組みやすい。
節税について、住宅ローン減税は有名ですが、不動産投資は赤字の場合に損益通算もできます。※詳しくは国税庁HP参照
このところ普通のサラリーマン向けの不動産投資案件が多いですが、他の投資同様リスクをしっかりと確認しましょう!
長期の借り入れをする場合はより慎重にはなる必要があります。
業者がリターンを示してくるのであれば、その根拠や将来的な見通しまでしっかり確認しましょう。