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投資信託ってどうなの?*その2:コストの話

おはようございます、ファイナンシャルプランナーの鈴木です♪

株式投信について話す前に、手数料の話をしちゃいますね。

 

 

大まかには3つ。

 

販売手数料(購入時にかかる手数料)

信託報酬(保有期間に日割りで発生)

信託財産留保額(売却・解約時にかかるコスト)

 

販売手数料はわかりやすいですね。

これは販売する銀行や証券会社が設定します(上限はあるものが多い)。

同じ商品であっても、ネット証券では安く、対面販売では高く設定されていることが多いですね。

相場としては0~4%というところ。対面だと3%前後が多いかな?

買い付け時に買い付け金額の〇%を販売会社へ支払います。

 

 

次に、信託報酬です。

プロに運用してもらうからには、その手数料を支払います。

これは商品自体に設定されています。

年率で〇%と目論見書やパンフレットに記載されていますが、実際には日割りで日々引かれていきます。

別に秘密でもなんでもないのですが、販売した会社にも一部が入ります。だから販売手数料がゼロの商品も成立するわけですね。

積極運用する投信では高くなる傾向があり、インデックスファンド(詳しくは後日)では比較的安くなっています。

独自のリサーチをして運用したほうが高くなるのは理解できますので、問題は高い手数料に見合っているかどうかですね(もちろん将来の運用成績は予測不可能ですが)。

相場は年率で1~3%というところでしょうか。

 

 

最後に信託財産留保額

解約時に発生する手数料のようなものですが、言葉がわかりにくいですね。

解約・換金すると、払戻すための現金が必要となります。

現金資産が少ない場合には、運用している資産の一部を換金する必要がでてきてしまい、その金額や運用状況次第ではマイナスになってしまいます。

なので、信託財産の中に少し残していってね、というニュアンスで・・・実質的には解約手数料のようになっています。

信託財産留保額は設定されていないものもあります。

 


 

販売手数料は購入する金額と別に支払うので見えやすいのですが、信託報酬・信託財産留保額は預けている中から引かれていくため見落としがちです。

必ず記載されていますので、確認してみましょう!

担当者がいる場合はぜひ突っ込んで聞いてみてくださいw